災害対策セミナーを振り返って(午後の部)

2015.10.02 Friday セミナー・研修

講師:中島 康 氏
国際緊急援助隊 救助チーム医療班 医師

中島康氏
「アクションカードによる減災対策」
中島氏は防災訓練の効果的なやり方として、アクションカードを使った訓練についてお話ししていただきました。
アクションカードは、災害時にするべき行動が上から順に記載されています。
初期消火のアクションカードの例

※例 初期消火のアクションカード
赤太枠内には一番最初にすることが命令形で書かれています。
その次の橙色の枠には最小限の必要な事。
一番下の黒枠にはひとつ息をついたら始める事、ふたつ息をついたら始める事などが記載されます。

枠内の行動の順番は前後してもOKです。しかし枠内の行動が終わらないうちに次の枠の行動を始めることはしません。
アクションカードに書く内容は、緊急時に後回しにしても良さそうな行動は記載しません。

次にアクションカードの使い方です。
アクションカードを持った人がリーダーとなり指示を出します。つまりアクションカードは自分が動くのではなく、人を動かすための道具として使います。(人がいない時には、指示を出す人と動く人は自分1人で行います。人が来たら指示を出します。)

訓練の前に、「リハーサル」をします。
皆さんは自分の施設のどこに消火器があるかわかりますか?防火扉はどこでしょう?非常ボタンの上に非常電話が使えるジャックの差込口がありますが、どうやって使うかわかりますか?
開け方、わかりますか?
…など、施設内を歩いて、どこに防災設備が整っているか、使い方もチェックしながら確認していきます。
これが意外と、パニックになっている時は焦って使えなくなってしまうものです。
あらかじめ確認しておくだけでも、減災につながります。

さて、火災が発生したと仮定して、アクションカードを使って初期消火の訓練をしてみました。
短い訓練を3回繰り返すのが効果的だそうです。
1チーム5〜6人のグループを3つ作り、「する」→「観る」→「見る」の順番に訓練します。
第1発見者役、応援職員(避難誘導)役、責任者役のアクションカードの通りに指示を出して行動してみます。
・一番初めに行うのは「する」グループ
・参加したことはあるけど手順があやふやなグループは、個別の動きを「観る」グループ
・訓練に初めて参加する人は全体を「見る」グループ
「する」「観る」「見る」以外の参加者様たちは施設利用者などになりきります。
引き継ぎ1回目に「する」グループが訓練をやって見せた後、2回目の「観る」グループは「する」グループから注意点などを聞いてから同じ訓練をします。
アクションカードを読み合わせながら引き継ぎします。
最後に「見る」グループが「観る」グループから引き継ぎをし、同じ訓練を行います。
たったこれだけの、各グループ3分ほどの訓練ですが、3回目の「見る」グループが行なったときはスマートに手際よく行え、また訓練時間も2分に短縮されていました。

訓練のポイントは「失敗する」ために行うということ。
災害対応は誰もが初めてでどれが正解かわかりません。間違えたと分かった時点ですぐにやり直すことです。
また、アクションカードは、訓練の中で自分の施設に合った内容にどんどん書き換えていくため、最初は6割くらいの内容で作り、完璧なものにしないことがコツです。

訓練後には反省会をします。出来たこと出来なかったことは具体的に挙げてすべて記録します。この反省会の時に改善点をあげることはしません。あくまで反省のみです。
訓練の改善は、時間をあけて後日行います。時間をあけると頭が整理されます。「できるようになるにはどうするか」という改善方法を具体的に練っていき、問題点を明確にして共有します。

「備えよ常に」をサブテーマとして、わかりやすく話していただきました。
アクションカードには様々な災害現場に携わって作り上げた中島氏の想いが、たくさんつまっていると感じました。

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