職員研究・体験発表会〜魚鱗癬のケア中間発表〜

2018.06.20 Wednesday 研究

こんにちは、チームTAKAYAです。
チームTAKAYAのことを知りたい方はこちら
前回の中間発表はこちら
6月13日(水)、2回目となる中間発表を行いましたのでその様子をお伝えします。

今回は、冬期のケア、チームの失敗、今後の課題について発表しました。
チームTAKAYA
冬期のケア
外気温が下がるとともに室温・湿度が下がっていきます。平成29年9月25日より加湿器を、9月30日より暖房使用を開始しました。ところが加湿器2台を使用しても、湿度40%を下回ってしまいました。
そこで、バケツや洗面器にお湯を張って室内に置いたり、部屋で洗濯物を干したりするなどして対応しました。
真冬になるにつれ、居室だけではなく浴室・脱衣室も寒暖差が激しく、室温・湿度が低下しました。Kさんの入浴前30分は暖房を使用して寒暖差をなくす、という対応をとりました。
換気・空調にも気をつけ、空気を循環させるため扇風機2台を室内の対角線上において循環させています。
空調循環
チームの失敗
まず第一の失敗は、肌を保湿することばかり考え、軟膏を厚く塗りすぎた、ということです。皮膚の表面にふたをしてしまっていた状態を作ってしまい、汗や皮脂の分泌がうまくできず、熱がこもり、かゆみや乾燥を助長させてしまいました。
第二に、乾燥予防に靴下をはかせていたのですが、足趾間がむれて水虫を作ってしまいました。この時も保湿にばかり目がいって発見が遅れました。
第三に、チームメンバー以外の職員への連絡ミスによって、暖房をつけたつもりが設定がドライになっており、Kさんを低体温症にさせてしまいました。さらにその場面を予測できず、対応までに時間がかかってしまいました。結果的には命に別状はありませんでしたが、このことでいろいろなケースを予測して対応を考えなければいけないと反省しました。
やっちまったー
これら3つの事件から、改善点を洗い出しました。
・軟膏の量を調整する。
・本人の不感蒸泄に合わせ皮膚状態を観察する。
・どんなリスクがあるかをチーム内で予測し事前に対応を検討する。エアコンや加湿器使用時の条件や注意点を現場に周知徹底。
・本人にとっては初めての雪国での生活のため、本人の体調にもっと配慮する。

今後の課題
冬期間中は居室の配置を変える、処置内容の変更をするなど工夫し、皮膚状態は悪化することなく経過しました。また医師や現場職員の連携・協力もあり、インフルエンザや肺炎に罹患することなく過ごしました。
今の時期は、梅雨と暑さ対策を行っています。

そして、寄り添うケアが目標であったのにKさんを居室内だけに限定しており、他者とのコミュニケーションをとる配慮が十分ではありませんでした。
・リスクを考慮した具体的な対応策を考え、統一したケアができるようにしていく。
・季節の変わり目や天気予報をチェック、対応について事前に検討する。
・寄り添うケアを行うため、Kさんの欲求、家族の思いの再確認。
・Kさんとのコミュニケーションを図るためのツールを検討、実施。
・他者との関わりが持てるように離床時間を確保する。
・離床時間確保するため、ホールの環境整備も行う。
寄り添うケアとは、心身に寄り添うケアということにチーム全員が気づけていなかったと反省を込め、今後も在宅でも安心して生活できるケアの追求を続けていきます。

最後に新メンバーの発表です。
新メンバー 旧メンバーの中田さんが異動となりましたので、新メンバーに新入職員の葛西さんが入りました。よろしくお願いします!

誕生日

2018.05.30 Wednesday 研究

チームTAKAYAのケア日記が最近更新されてない!と気にされていた読者の皆様、お久しぶりに更新致します<(_ _)>
チームTAKAYAは元気に活動しております。
魚鱗癬のケアについてはカテゴリの研究をご覧ください。

先週、Kさんの誕生会がひらかれ、フロアの職員はじめ、チームTAKAYAのメンバーもお祝いにかけつけました。 誕生日おめでとうございます!
プレゼント! ケーキ型の帽子、似合ってますよ。
おめでとう 普段のケアの方も、チームのみんなの意見を取り入れがんばっています。
近々中間発表を行いますよ。(→前回の中間発表はこちら)現在準備中ですので、お楽しみに!
冬を乗り越えたKさんとともに、これからもケアに取り組んでいきます。

職員研究・体験発表会その2

2017.12.14 Thursday 研究

12月11日(月)、職員が取り組んでいる業務内容や体験談について発表する場が設けられました。
「施設でできる魚鱗癬のケアについて(経過報告)」はこちらをご覧ください。
本記事では「ご利用者様及びご家族様とのコミュニケーションについて」の発表について書いています。

発表者は有料老人ホームサンタハウス迎賓館の生活相談員、工藤氏です。
入居者様のご家族とのトラブルについて実体験を話していただき、反省をこめて、今後施設に必要なものとは?を考えていきました。
工藤相談員 とある入居者様が亡くなった後、施設の対応について苦情が入ります。
入居中は施設としてやるべきことはやり対応したように思われましたが、ご家族からは「施設側が必要な対応をしていたけど亡くなったということは、そもそもレベルが低い、ケアの質が低いからこうなったのでは」という結論になってしまいました。

工藤氏はこのようなケースは初めてだったそうです。各々の業務はきちんと行っていたのかもしれないが、どこに落ち度があったのかを探し出し、再発防止に努める必要を感じた、と述べました。

また、この件がきっかけで考えを新たにしたとも述べています「私達は命を預かる仕事であるという認識をもっと重く受け止め、こちらと向こうの主張がぶつかる結果は避けるべきです。利用者様、ご家族とのコミュニケーションは少しのところですれ違いや不信感を生みます。
どうすれば良かったのか?とても難しい課題ですが、特別の対応が必要かどうかを察知することや、もっと早くからご家族とのコミュニケーションを密にして信頼構築に努めることも一つの方法だったと、今は思います。
本当に信頼関係が構築されていれば、気軽にご家族が要望を伝えられていたかもしれません」

信頼のためのコミュニケーションについて考える発表でした。

最後に下山保則理事長より講評をいただきました。
下山保則理事長 「窓口にたつ人間は、たとえお客様の方が間違っていても否定してはいけない、と会社員時代に教わったことを思い出しました。相手の言ったことを否定せずに、肯定的に受け止める。そのうえで伝えなければならないことはしっかりと伝える。とてもデリケートな対応だったと思います。」 「魚鱗癬のケアでの報告では、環境整備の点で考えることがありました。もし他にもこの入居者様にはこういうのが必要というのがあれば、なるべく対応していきたいと思っています」

「私たちの施設を良くしたい」という想いから始まったサンタハウス弘前職員による発表会。
大変有意義なものでした。

職員研究・体験発表会その1

2017.12.14 Thursday 研究

12月11日(月)、職員が取り組んでいる業務内容や体験談について発表する場が設けられました。
演題は「施設でできる魚鱗癬のケアについて(経過報告)」と、「ご利用者様及びご家族様とのコミュニケーションについて」の2つです。
本記事では「施設でできる魚鱗癬のケアについて(経過報告)」について書いていきます。
「ご利用者様及びご家族様とのコミュニケーションについて」はこちらをご覧ください。

チームTAKAYAが発表しました。
チーム長高谷 チームTAKAYAはこのブログでもたびたび紹介しておりましたが、魚鱗癬の疾患をもつ入居者様をケアするチームです。詳しくは過去のブログ記事も併せてご覧ください。
サンタハウスプロジェクト始動〜チームTAKAYAによる魚鱗癬のケア〜魚鱗癬のケア〜お風呂でのケア〜魚鱗癬のケア〜お風呂でのケア その2〜魚鱗癬のケア〜居室の掃除〜
どんなケアが最適か、まだまだ手探りの状態ではありますが、いろんな工夫を行ってきましたので、その途中経過報告です。

施設ではどんなケアをしたらよいのか…?というのがチームTAKAYAの最初の悩みでした。
病院では入浴後に軟膏塗布のみだったけど、同じで良いのか?病院は治療するところ、施設は生活するところであるとすれば、本人やご家族が望んでいることは何かを考えました。
すなわち「苦痛などなく安楽に過ごしたい!当たり前のことを当たり前にしたい!」ということです。これを念頭に、施設でできる寄り添うケアを探していくことにしました。

入居当初は病院と同じケアです。
入浴(清拭)+軟膏(プロペト+セキューラ)の塗布
入浴(清拭)にはミノンと保湿効果入り清拭剤の2種類を使用しました。

実際のケアの記録は以下の通り。
9月26日〜10月2日:清拭+軟膏+包帯
。/26〜入浴(清拭)後に素早く軟膏を塗っていたが、1時間すると乾燥が見られた。包帯は皮膚呼吸の妨げになった。


10月3日〜10月9日:清拭+軟膏+水切りビニール+靴下
■隠/3〜水切りビニールは穴のあいたビニール袋。これを切り開いて足に巻いた。乾燥までの時間は伸びたが、軟膏が落ちにくくなった。足趾間が水虫になった。


10月10日〜10月16日:洗顔用クレンジングオイル(週2)+清拭+軟膏+水切りビニール+靴下
10/10〜軟膏は落ちたが皮膚への負担が大きくなり、1週間で終了。


10月17日〜10月23日:洗顔料泡洗浄+清拭+軟膏+水切りビニール+靴下
ぃ隠/17〜市販の洗顔料をよく泡立てて洗浄。泡をきめ細かく弾力のあるものにするため、手作りの洗顔ネットを使用。軟膏の落ちも良く、皮膚への影響もなかった。


11月7日〜11月28日:右下肢→泡洗浄+乳液+セキューラ+靴下。左下肢→泡洗浄+プロペト+水切りビニール+靴下
ィ隠/7〜左右の足で乾燥具合が変わり、左足のみ水切りビニールでくるむ。保湿効果がみられ、乾燥がかなり軽減された。
洗浄後に化粧水を使ってみたが保湿が弱かったため、乳液を含ませたガーゼを使用。


11月29日〜 :右ひざ→泡洗浄+乳液+セキューラ+靴下。左ひざ→泡洗浄+プロペト+水切りビニール+靴下
Γ隠/29〜現在も処置継続中。経過観察中。


処置によって乾燥の度合いが変わり、肌の具合が改善されていく様子がわかるでしょうか?
もこもこの泡や化粧水、乳液などは女性の肌ケアと同じようにやっているそうです。今後の乾燥具合ではオールインワン化粧品を使うことも検討しているそうですよ。

今後の課題は冬期のケアです。
温度差が激しく乾燥部位が広がっているため、ケアだけでなく本人を取り巻く環境整備も課題となっています。これからの時期が本人にとって一番辛い時期だと思われます。
チームTAKAYAは本人の状態を見ながら、加湿器・扇風機を使用し、また感染対策も行っています。今後も寄り添うケアを目標にやっていきたいと思います。

次回の発表は5月を予定しています。

魚鱗癬のケア〜居室の掃除〜

2017.11.20 Monday 研究

魚鱗癬のケアの過去記事はこちらをご覧ください。

今回は居室の掃除についてです。
週に一度、Kさんのお風呂の時間は、ベッド周りの掃除を徹底的に行う時間でもあります。

14時から入浴し15時頃に戻ってくるので、掃除はその間に行います。
肌ケアにほこりは大敵!障子をはずしサンをきれいに。十分に換気します。
ベッドを動かして床掃除。人手と時間があるときは床も水拭きします。
窓ふき床掃除 マットレスとベッドに掃除機をかけます。万年床の状態なので、カビやダニの温床になりがちです。念入りに吸い出します。
ベッド掃除 丁寧に水拭きした後、アルコール消毒剤をしみこませた布で拭き取ります。
ベッド水拭き&アルコール消毒 Kさんが戻る前にベッドメイキングを終え、室温、湿度を適温に戻しておきます。
ベッドメイキング 室温は24℃〜25℃、湿度は40〜55%をキープしています。
この数字より低いと肌が乾燥しますし、高いと血管が拡張し疼痛や痒みが起きます。
扇風機で空気を循環させ、暑すぎず、寒すぎないお部屋を作っています。
これからどんどん気温が下がり乾燥していきます。冬期のケアが課題となります。

魚鱗癬のケア〜お風呂でのケア その2〜

2017.10.30 Monday 研究

尋常性魚鱗癬の疾患を抱える利用者Kさんが入居してから約一ヶ月が経ちました。

週1回のお風呂と毎日の清拭と全身の保湿クリーム塗布のローテーションを続けております。

魚鱗癬_入浴前

お風呂前の肌の様子は以前と比べると良くなっているようですが、痛みや痒みを感じ続けているご様子です。

魚鱗癬_機械浴

熱いお湯は肌の保湿成分を溶かしてしまい、尋常性魚鱗癬の症状を悪化させることになるので、40℃くらいのお湯に約一分程浸かってもらいます。本人の疾患もあるため長湯が出来ないので、かけ湯をしながら入ってもらっています。

シャワーだけでは駄目で、お風呂に浸かることで血行を良くし、肌の新陳代謝を促します。

魚鱗癬_洗い

刺激の強いボディソープは肌の保湿成分も洗い流し、症状を悪化させてしまうため、弱酸性のボディソープや洗顔料などを使用します。先に泡立ててから、こすらず、優しく。声がけしながら行います。

魚鱗癬_ガーゼ

ガーゼを使って頭部の皮脂を落とすのですが、綺麗にしようと拭うと皮膚が赤くなったり出血しやすくなるため、中々思うように洗い落とすことが出来ません。根気よく丁寧に進めますが、今後の課題です。

入浴後は特に水分の気化によって乾燥しやすいので、すぐに全員で一斉に保湿剤を塗ります。

 

少しでもKさんに心地よく過ごしていただけるように、<チームTAKAYA>も日々学びながら一歩づつ前進しております!

 

魚鱗癬のケア〜お風呂でのケア〜

2017.10.21 Saturday 研究

Kさんには、週1回のお風呂、毎日の清拭と全身にクリームを塗っています。
この日はお風呂の日!
先輩職員が新人職員に指導しながら進めていきます。
同時に看護職員も一緒に入浴介助に入り、入浴方法の指導や状態観察をします。

ちなみにお風呂前の肌の様子はこんな感じ…
魚鱗癬_お風呂前 最初に写真を撮った時より1週間たっています。良くなっているようにも見えますが、ご本人は痛そうです。
お風呂の湿度、室温に気をつけて、全身をタオルでくるみ、シャワーは直接あてずに手のひらに当てて、手から零れ落ちたお湯をタオルの上からかけていきます。
シャワーのかけ方 入浴は1分。肌をうるかしてから体を洗います。
せっけんは手のひらで泡を立ててから、タオルの下で肌に塗るような感じでこすらず、優しく洗います。
体の洗い方 シャワーで泡を流したらもう一度入浴します。今度は1分半。
体拭きと同時に薬塗り あがったら濡れタオルで体を拭いていきます。拭いたそばから看護職員がクリームを塗ります。
塗っている間、体が乾かないように上半身はシャワーをかけ続けていますよ。

乾いたタオルでくるんでお風呂終了。
この一連の流れの中に細かな注意点はいくつかありますが、それはまた次回に。

サンタハウスプロジェクト始動〜チームTAKAYAによる魚鱗癬のケア〜

2017.09.26 Tuesday 研究

魚鱗癬という病気をご存知でしょうか?

遺伝子の変異による病気で完治しません。
全身の皮膚が乾燥し、魚のうろこのように皮膚がガサガサになり剥がれ落ちます。皮膚がつっぱったようになるため、動くと裂けることも。
治療は、毎日清潔にして保湿すること。この時ガサガサの部分はごしごしこすって洗ってはいけません。

このほど、尋常性魚鱗癬という疾患を抱えた方がサンタハウス弘前に入居され、チームを立ち上げてケアしていくことになりました。

病院では週2回以上(または毎日)のお風呂とそれ以外の日は清拭を行い、1日に複数回患部にクリームを塗るという対応をしているそうです。
しかし介護施設では、頻回なお風呂や1日複数回全身にクリームを塗るなどのケアは、人手の問題もあり難しいところがあります。

今回、サンタハウス弘前の看護部長と看護課長が提案し、中堅と新人を含めた5人のチーム<チームTAKAYA>を結成し、病気の理解を深め、ケアを行っていくことになりました。
そして、病院に近い対応を施設でもできること、ひいてはご家庭で介護されている方の参考になることを願い、日々の活動を不定期で掲載していきます。
来年は研究発表なども行う予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。

魚鱗癬このように皮膚がぽろぽろと剥がれていきます。
ケアを怠ると皮膚が裂け、爪が剥がれていくこともあります。症状は四肢に強くでます。

<チームTAKAYA>
チーム長 高谷(看護職員)
メンバー
看護職員…楠美、神
介護職員…中田、平山

症例
Kさん
今年、脳梗塞で倒れ入院。介護が必要な状態となる。退院後、サンタハウス弘前に入居。

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