研修★認知症の心理行動症状への対応

2018.10.16 Tuesday セミナー・研修

10月15日(月)、16日(火)に職員総合研修室にて全職員を対象に「認知症の心理行動症状への対応」の研修が行われました。講師は職員総合教育研修室の柳田一男室長です。

研修_認知症の心理行動症状への対応

前半は「BPSD対応」についての講義、後半は「ユマニチュード」の対応例について映像で学びました。

 

「BPSD」って何でしょう?

 

Behavioral(行動の)and Psychological(心理上の) Symptoms(症状)of Dementia(認知症)

の略で、「行動心理症状」のことです。

具体的には、アルツハイマー型認知症の症状である精神症状や異常な問題行動、抑うつ、自発性低下、妄想、幻覚、徘徊、興奮などを指します。それには段階があり、認知機能の障害の程度と経過年数によって移っていきます。認知症

 

認知症の方を介護するのは大変ですが、認知症の方と介護者の関係や、接する際のポイントを理解することで、今まで手こずっていたこともスムーズにこなせるかもしれません。

 

例えば、認知症の方の側にその要因(認知機能障害度や生活史の個人差、身体的健康度、居住環境など)

がそれぞれあるように、介護する側にもそれぞれ要因(BPSDの理解度、介護者の性格、負担感や肯定感など)があり、それらを満遍なく見渡して理解を深めれば、BPSDが起きた時に原因や対応策を見つけやすくなるのではないでしょうか?

 

【認知症の人に接するポイント】

●自尊心を大切にし、認知症の人が誇りを失わないような言葉かけを

●なるべく認知症の人の話や移行に合わせる

●できることまで手を貸さないようにする

●過去の記憶を大切にしてあげる会話や語りかけを

●一度に2つ以上の事は言わずに、短い言葉で具体的にゆっくり話す

●叱る、禁止する、説得する、は逆効果

 

さらに、ユマニチュードの四つの基本(仝る ∀辰靴ける 触れる のつ)を繰り返し、おだやかに前向きに、行動を制止せず、気持ちに沿って対応できれば理想的ですね。

 

認知症ケアは大変で根気が要ります。

ちょっとしたテクニックをマスターすることで、相手の気持ちを尊重しながら、気持ちよく行動してもらうことも可能です。

少しでも笑顔でいられる時間を増やして欲しいと思います。

研修★職場で出来る腰痛予防〜介護業務で働く人へ〜

2018.10.11 Thursday セミナー・研修

10月10日(水)と11日(木)に全職員を対象に腰痛予防の研修が行われました。講師は職員総合教育研修室の柳田一男室長です。

 

腰痛症は、ほとんどの人が一生に一度は経験するものと言われていて、介護職員の悩みの一つでもあります。日頃から予防できるよう原因と対策を学びました。

 

腰痛の原因の一つは、「無理な力」です。

それには毎日の生活での「姿勢」と「動作」が大きく関係しています。

体重70kgの人が、お辞儀をするだけで、腰には250kgの負担がかかるそうです!姿勢を意識するだけで、だいぶ腰への負担を減らすことが出来るんです。

日常生活で当てはめると・・・

掃除

 

掃除機をかける時は前かがみにならないよう、大きな範囲でかけずに細かく前後に動かす。

 

 

洗濯

 

洗濯ものは少しずつ分けて運ぶ。物干し竿・ロープは低い位置に設置。

 

など、出来ること、ちょっとしたとを意識するだけで負担を減らすことが出来ます。

 

後半は、映像を見ながら全員で腰痛予防のストレッチです。

 

ストレッチ_下腿三頭筋ストレッチ_下腿三頭筋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下腿三頭筋のストレッチ

 

ストレッチ_大腿外側・臀部・腹部

大腿外側・臀部・腹部のストレッチ

 

ストレッチ_体側

体側のストレッチ

 

ストレッチ_上半身

上半身のストレッチ

 

腰痛体操は、無理をして行うものではありません。

身体とゆっくり対話していくつもりで、

ゝこ擇法´気長に 5せちよく
続けていきましょう!

研修☆新入職員6か月目研修

2018.10.04 Thursday セミナー・研修

10月3日(水)に「新入職員6か月目研修」が行われ、今年4月に入職した新入職員が参加しました。

これまでのもようはこちら(1ヶ月目研修 3ヶ月目研修)でご覧いただけます。

前半はコミュニケーションについてのグループワークで、講師は職員総合教育研修室の長谷川万利子さんです。

「カタルタ」カード

 

今回やるのは“「カタルタ」カード”。

様々な接続詞などが書かれた「語るための」カードをめくり、書かれた言葉で自己紹介や他己紹介を展開していきます。大喜利みたいですね。

 

 

 

カタルタで自己紹介普段使わないワードでうまく話をまとめるのに苦戦していましたが、思わぬエピソードを引き出すきっかけになり、無難に収まりがちな自己紹介が盛り上がりました。

 

コミュニケーションで大事なのは、一方的ではない双方向のキャッチボールです。相手に投げて、自分が受け取る。相手の意見に同意できなくても、話の内容を受け入れ、相手がそう思っている、ということを受け入れることが大事です。

 


後半はそれぞれの職務・業務経験を踏まえた上での振り返り、目標と意思を再確認するためのグループワークです。

講師は職員総合教育研修室の柳田一男室長です。

 

入職から6か月が過ぎ、だいぶ仕事や環境に慣れてきたであろうこのタイミングで、モチベーショングラフを作ってもらいました。

モチベーショングラフ

自分の知識や技術を活かして頑張ろう→ご利用者様に対する支援のあり方に疑問を持つ→トイレ介助時、ご利用者様が職員の中から私を指名してくれる→他ユニットの手伝いをする際、何もやり方を教えてもらえずただ怒鳴られる→給料が上がった(試用期間が終わった)→何かユニットで始める際、リーダーから相談される様になった→行事やイベントのやり方に疑問を持つ

理想的なユニットケアを意識しながら頑張っている職員さんなだけに、現状に違和感を覚えることも出てきているようです。先輩からの信頼も育まれているようなので、どんどん前向きに意見交換して頑張ってほしいです。

 

モチベーショングラフ

色々覚えるので精一杯→段々覚えてきた。出来る事も増えた。他の職員の様に素早くこなせるようになりたい→異動してきた職員が先に夜勤業務を覚えるため、夜勤開始が一ヶ月延びた。早く夜勤がしたい→5人体制での勤務で疲労困憊。一人で日勤はやりたくない→6人体制に戻った。異動してきた職員がベテランなので技術を見て勉強したい

環境面での問題がダイレクトにモチベーションに響いていたようですが、改善されたので前向きに頑張って下さい!

 

振り返り・自己目標発表

 

それぞれの現場で日々悩みながらも確実に一歩一歩成長していますので、困った時は抱え込まずに周りの人を頼って相談して欲しいです。よいコミュニケーションで円滑な職場をつくりましょう!

管理者研修★虐待防止 そのケア「やむを得ない」で許される?

2018.09.25 Tuesday セミナー・研修

9月20日(木)と21日(金)の二日間、入職3〜5年目の職員を対象に虐待防止の管理者研修が行われました。 講師は職員総合教育研修室室長の柳田一男氏です。

 

二つのテーマについてグループワークを行いました。一つ目は

「安全のために行う場合の身体拘束は虐待にあたらない」

このことについてどう思うか。

管理者研修グループワーク

いろんな意見が出ました。

「命に関わらないのであれば、『安全のため』という言葉で許されるものではない」

「虐待と捉えられる可能性があるので、必要な場合は家族の同意を得た上で行う」

「認知症の方の場合、話しても分からず、倒れて怪我をすることもあり、拘束することはある。全て虐待と言われるとどうすればいいかわからない」など。

 

「緊急やむを得ない」(切迫性・非代替性・一時性の3要件を全て満たす)場合を除き身体拘束は禁止されています。身体拘束を行う場合は手続き(施設全体の意思決定であることを明確にする、ご本人やご家族様の理解を得る、記録する)が必要です。身体拘束をしないで済むためのご利用者様に対する個別ケアの見当も必要で、管理者研修グループワーク場合によっては組織的な改革が必要にもなります。

 

仮に家族の同意が得られたとしても、それがあればいつでも身体拘束が許されるわけではありません。また、命に関わる場合は身体拘束せざるを得ない、など状況に合わせて慎重な判断が必要です。奥が深いテーマです。

 

二つ目は

いくつかの事例について、仕方がないとして行うのはどう思うか?

いくつかご紹介すると、

○めやにがたまっている、爪が伸びている、ひげが伸びているなどのケアの質が保たれないのは仕方がない

「爪切りは入浴後にホール担当者にお願いするのが理想的だが、ホールと風呂を一人で見る時もあり、風呂場で切ることも」

「仕方がないでは片付けられない」管理者研修グループワーク_ポシェット

などの意見が出ました。効率を考えるのも大事ですが、ゆとりをもって質の良いケアが出来る体制も重要です。

「爪切りはウエストポーチで常備してます」

という職員も。エプロンのポケットに入れている方もいました。いいアイディアはどんどん情報交換するといいですね。

 

○職員を呼んでもすぐに来てくれないことが何度もある

これについてはみなさん良くあるようでした。

「実際よくある」

「優先順位をつけて対応している」

「動ける方は注意が必要」

など。

「着替え中に何度もナースコールを鳴らされ困ることがある」

という声もありましたが、例えば「今から着替えるからちょっと待って下さいね」と一声掛けることで、待つ側も安心できるかもしれません。

職員の申し送りやコミュニケーションも大事ですね。

 

現場でのちょっとした疑問を意見交換することで気付きのあったグループワークでした。

管理者研修グループワーク

研修★日常に取り入れたいリハビリテーション・レク活動

2018.09.12 Wednesday セミナー・研修

9月10日(月)と11日(火)に「日常に取り入れたいリハビリテーション・レク活動」の研修が7号館研修室で行われました。講師は職員総合教育研修室の柳田一男室長です。

 

日々行われているレクリエーションについて、その必要性や目的別のバリエーションなどについて、動画を交えながら学びました。

 

様々なレクリエーションはそれぞれに目的があり、必要性を理解して行い、高齢者の方々に楽しんで頂くのが理想的です。

レクリエーションを行う必要性

・身体を適度に動かすことで身体機能の維持・向上を図る

脳の活性化

・人とのコミュニケーションの活発化や生きがい創出でQOL(生活の質)の向上

 

目的別に分類すると、例えば以下のような感じになります。

【脳を使うレクリエーション】レクリエーション折り紙

●手先や指先を使うレクリエーション:

物作り/折り紙/おはじきやビー玉、お手玉/塗り絵/指を使った体操や遊び

●クイズ・脳トレ

しりとり/なぞなぞなどの言葉遊び/かるた・百人一首/トランプ

 

【身体を動かすレクリエーション】

ジェスチャーゲーム/風船を使ったゲーム/じゃんけん/グーパー運動/ラジオ体操/歌

 

【リラックスするためのレクリエーション】

マッサージ/音楽を流す/動物と触れ合う

 

かるたや百人一首は、「耳で聞く」「判断する」「探す」「手を伸ばす」と瞬時にいろんな感覚が必要になるのでいいレクリエーションですね。身体を動かすものについては、リハビリにも効果的でストレス解消にも役立ちます。

 

レクリエーションもただ実施すればいいのではなく、高齢者に楽しんでもらうためのポイント(個人戦を避ける、敬意を忘れない、本人の意志を尊重するなど)にも配慮する必要があります。

 

上記のほかにもバラエティに富んだレクリエーションが多数あり、資料配布されました。

利用者様に楽しんで頂けるよう、考えた研修でした。

 

管理者研修★クレームの事例と対応

2018.09.05 Wednesday セミナー・研修

8月28日(火)と29日(水)に管理者を対象に、7号館研修室にて「クレームの事例と対応」の研修が行われました。講師は職員総合研修室の柳田室長です。今回はクレームが発生するメカニズムを理解し、介護現場でのクレームへの理想的な対応を学びました。

 

利用者様やご家族様にとって、予期せぬ出来事が起きて、施設側の対応が足りないと捉えられた場合、あるいは要望そのものを無視したり放置した場合、クレームに発展することが考えられます。場合によっては感情的なやり取りに発展し、事実関係とは無関係に感情的な展開を迎えることもあり得ます。というのも、「怒り」は時に「望むべき方向に進むための原動力」にもなり、「信念を貫くための強いモチベーション」にもなり得ます。そうなった場合に、お互いが感情的になっても何も解決しません。

 

では、どんな時に人は「怒る」のでしょうか?怒り 男女

 

「思い通りにならないから」、「(すぐバレる)嘘をつかれるから」、「ふとしたことで積年の恨みが噴出するから」・・・まぁ、色々出てくるとは思いますが、分析すると、

.灰鵐肇蹇璽覺兇鮗困Δら

⊆尊感情が失われるから

ポイントはこの二つだそうです。

 

コントロール感を失うと、コントロール出来ないその現象に対し、不安や恐れを感じ、防御反応として「怒り」を表し、クレームになります。そして、失礼な扱いを受けたり、大切にされなかったりするともう一つのポイントの「自尊感情(自分を大切に思う気持ち)」が傷つきます。

この「怒りのプロセス」を理解することで、ちょっとしたことから発展する介護現場のクレームを減らすことが出来ると考えます。

 

クレーム

とはいえ、クレームを無くすことは難しいです。そこで求められるのが対応の仕方です。

「素早く真摯な初期対応」、「話をよく聴き理解する(傾聴)」、「不快な思いをさせたことへの心からの謝罪」、「対応方法を言葉で表現し伝える」、「事業所全体で約束を守る」などを徹底することで、信頼関係を深めることが出来ます。

 

参加した管理者によると、「要望があった場合は初期対応を徹底しているのでクレームに至らない」との事でした。まさに初期対応が出来ていて素晴らしいと思います。「利用者様が何も言わない」=「満足している」というわけではなく、我慢しきれなくなった時に大きなクレームとして言う場合もある、ということを考えると、日頃のコミュニケーションを気にかけることはとても大事ですね。


苦情・相談受付体制図

介護保険制度では、「利用者保護」の観点から、利用者様が提供された介護サービスに不満のある場合は、苦情を申し立てることが出来ます。介護サービス事業者、市区町村の保険者、都道府県、国民健康保険団体連合会の各主体がそれに対応することが位置づけられています。様々な立ち位置での受付が可能なので活用して頂き、大きなクレームに発展する前に解決するのが望ましいですね。

研修★高齢者の権利擁護・虐待防止研修

2018.08.17 Friday セミナー・研修

8月16日(木)、17日(金)に全職員を対象に、7号館研修室にて「高齢者の権利擁護・虐待防止研修」の研修が行われました。タイトルは「知らないうちにやってしまいがちな不適切ケアが与える影響 〜高齢者・家族の心に耳を傾けるケアをめざして〜」講師は職員総合研修室の柳田室長です。

 

青森県が調査した多くの「やりがちな不適切ケア」の事例を5つに分けて(「身体的虐待」「介護・世話の放棄・放任虐待」「心理的虐待」「性的虐待」「経済的虐待」)学びました。

「本人・ご家族へのアンケート」事例に共通しているのは

 

 ●すぐに虐待と言えなくても、たび重なると虐待になるようなケア

 ●説明不足のまま行われるケア

 

でした。それらが“虐待”であるかを取りざたする前に、これらの不適切なケアや説明不足などから生じる互いの不信感をどうしたらなくしていけるかを考えることこそが虐待の防止につながるのではないでしょうか。

 

自己点検シート記入

後半は高齢者虐待防止についての自己点検チェックシートを記入した上で、その中の下記3つについて話し合うグループワークです。

 ー分や他職員の介護の仕方に疑問を感じることがある。

 ⊆分が働く施設では虐待がないと思う。

 5埖圓泙任蝋圓ないが、不適切なケアがあると思う。

 

グループワーク

それぞれに意見を出し合ってもらいました。

 

グループワーク

経験年数によって、捉え方も様々でしたが、やはり虐待とまで行かないけれども作業が効率優先になりがちという意見が共通していました。

前向きな意見では、朝礼や夕礼での報告・連絡を欠かさないことで、利用者様に合わせたケアについては情報共有に努めている、との事。基本的だからこそ継続が大切ですね。

栄養や水分摂取を行う上では、つい強制的になりがちになる、という意見も。

ご本人やご家族の心の声に耳を傾け、そのお気持ちやニーズを大切に受け止め、高齢者の自己決定を最大限に尊重した、ぬくもりのある質の高いケアを目指したいものです。

 

 

 

研修★事故防止について事例から学ぶ

2018.07.16 Monday セミナー・研修

7月10日(火)と12日(木)に、全職員を対象に、事故事例の勉強会が7号館研修室で行われました。講師は職員総合教育研修室の柳田室長です。

 

今回は裁判に至った介護施設の事故事例4件について、事故発生の経緯、問題点と対応方法などを学びました。介護業界に大きな衝撃を与えた有名な判決を1件ご紹介します。

 

<事例>

デイサービスでのトイレ介護拒否後の転倒による骨折〜損害賠償へ至ったケース

 

●利用者の実態

Aさん 女性 85歳 要介護2

左大腿骨頸部を骨折の既往あり、立ち上がる際には杖が必要。

杖をついての歩行はできたが、不安定で、一度施設の玄関でしりもちをついて転倒。以後、全職員が注意し、見守りまたは介助するようにしていたが、トイレ内での歩行介助はしたことはなく、Aも「大丈夫」「自分で出来るから」と断っていた。

 

●事故の態様

多機能トイレAがトイレに行こうと立ち上がった際、転倒の危険性を感じた職員Bが、「ご一緒しましょう」と声をかけた。

Aは「一人で大丈夫」と言ったが、Bはソファからトイレの入口までの数メートル、Aの左腕を持って歩行介助した。この時Aに不安定さはなかった。

トイレに入る際、Aは「自分一人で大丈夫」と言い、戸を自分で閉め、内鍵はかけなかった。トイレ内部には入口から便器までの間に手すりがなく、手すりは便器のすぐ横に付いてあるのみ。

Bは、戸を開けるべきか迷ったが、トイレから出た時点で歩行介助を行おうと考え、数メートル離れた洗濯室で作業した。

 

・・・Bさんの判断に不安を覚えますがいかがでしょうか?

状況を踏まえると、ほんの数歩とはいえ、便器に腰掛けるまで介助したい気持ちになりますが・・・

 

転倒するおばあさんAはトイレ内で2、3歩歩いたところで杖が右方に滑り、横様に転倒、右足の付け根付近を強く床に打ち付けた。

 

●事故後の経緯

BがAの助けを呼ぶ声を聞き、トイレから助け出した。

Bは、Aを車椅子に座らせ、近くの整形外科に連れて行き、右大腿骨頸部内側骨折と診断された。

さらに別の病院に搬送されたAは即入院となり、同月に手術。その後退院するも、要介護4になり、生活のほぼ全てに全面的な介護を要する状態になった。

 

ハンマーほんのちょっとの判断の違いで最悪な結果を招いてしまいました。

この件は裁判になり、介護拒否後の転倒による骨折事案にも関わらず、施設側が敗訴し、1200万を超える損害賠償を支払うことになりました。

 

●判決文のポイント

Aがトイレ内で杖を使って歩行する場合、転倒する危険は十分予想し得る。

転倒した場合、原告の年齢や健康状態から大きな結果が生じることも予想し得る。

Bとしては、Aが拒絶したからといって直ちに一人で歩かせるのではなく、Aを説得して歩行介助する義務があったというべきで、Aを一人で歩かせたことは安全配慮義務違反があったといわざるを得ない。

介護拒絶の意思が示された場合であっても、介護の専門知識を有すべき介護義務者においては、要介護者に対し、介護を受けない場合の危険性とその危険を回避するための介護の必要性とを専門的見地から意を尽くして説明し、介護を受けるよう説得すべきであり、それでもなお要介護者が真摯な介護拒絶の態度を示したという場合でなければ、介護義務を免れることにはならないというべきである。

 

断られた時点で気が引けるのも分かりますが、専門的見地のもと、自信をもって二度三度念を押す必要があったということでしょう。普段何気なくやり過ごしている判断が、こういった事態に繋がる恐れもあることを学びました。

 

 

研修★心肺蘇生とAED使用法

2018.07.11 Wednesday セミナー・研修

7月6日(金)、「心肺蘇生とAED使用法」の研修が行なわれました。講師は職員総合教育研修室の柳田一男室長です。新入職員は受講必須の研修です。心肺蘇生とAEDの使用方法についての動画を交えた座学を行った後、実際に全員でAEDでの救急処置を体験しました。

心肺蘇生の手順など、昨年のもようはこちらでご覧いただけます。

 

脳は心臓が止まると15秒以内に意識がなくなり、心停止3〜4分以上では回復が困難です。心停止から10分以内に心肺蘇生をしないと脳が死んでしまうため、素早い対応で、救急車が来るまで続けなければなりません。

倒れた人を見つけたら、安全確認→意識・反応確認→応援の依頼をした上で、呼吸の確認をします。口をパクパクしていて、死戦期呼吸かどうか判断に自信がない場合は心停止と判断し、心肺蘇生を始めます。

 

気道確保

仰向けの状態では気道が閉じてしまうので、あごを上げて気道を確保します。

 

人工呼吸

可能な場合は人口呼吸をし、「胸骨圧迫30回+人工呼吸2回」を繰り返します。血液や嘔吐物で汚れている場合は無理にせず、胸骨圧迫のみ続けます。

 

アンパンマンのテンポ

胸骨圧迫は少なくとも5cm沈み込むように、一分間に100回の速さで行います。「アンパンマンのマーチ」のテンポでやるとちょうどいいそうですよ。

 

AED準備

その間にAEDが届いたら、胸骨圧迫中に準備をします。電極パッドの図の通りに装着すると、自動的に心電図の解析が始まります。

 

AEDによる電気ショック

解析後、AEDの音声に従い、電気ショックを行います。その際、患者から離れるよう促されるので、周囲の人にも患者に触れないよう声がけします。2分後に再解析を繰り返し、メッセージに従います。救急隊員に引き継ぐ時、通常の呼吸に戻った時、意識が戻り呼びかけに反応するしぐさが見られる時までは胸骨圧迫と人工呼吸を続けなければなりません。

 

定期的にシミュレーションを行って、身体で覚えるといいですね。

新入職員3か月目研修

2018.07.07 Saturday セミナー・研修

この4月に入職した新入職員の3か月目研修が7月3日(火)に行われました。
まずは「チームビルディング研修」です。講師は職員総合研修室の長谷川さん。
長谷川さん
さて、チームとはなんでしたっけ?グループとの違いは?
新人職員1か月目研修も合わせてごらんください。

「チーム」とは目的をもって行動する集団(グループ)のこと。同じ目的をもってチームで行動することをについて今一度確認してみましょう。
今回は、「ブラインドスクエア」にチャレンジ!
全員が目隠しをしてロープを持ち、形を作っていくというものです。どうやって形を作るかはリーダーが指示します。人の順番は入れ替えてはいけません。
正方形を作る1
最初のお題は…「正方形」
どのように正方形を作ればいいと思いますか?
このチームはリーダーが感覚で人を動かしていきました。「たぶんその辺に立って」「たるまないようにピンと張るまで右に移動して」など。できあがった正方形は…

正方形を作る2 台形のようですね…

次のチームのお題は「五角形」
距離感のはかり方を最初は悩んでいましたが、誰かが「正五角形ではないのだから、みんながそれぞれの位置でピンとロープを張ればいいのでは」と提案すると、次々に「両手をそろえて一点に」「距離はこれでいいのかな」「隣の人と腕が触れる?」とお互い声をかけあいながら形を作っていきました。
五角形 五角形2
それらしい形になったようです。

等間隔で人を配置するためには、声をかけあう以外にも、手を伸ばすとか歩数は何歩の距離で、など積極的に動いて測るのも一つの方法だったと思います。
声をかけあう、動く、というコミュニケーションが足りないと、みんなが思い描く形はなかなか作れない、ということですね。
介護の現場においては、日々こなす事、そのフロアの目標、最終的には施設の理念に向かってみんなが目指すケアを行っていきます。どうすればみんなが同じ目標にいけるかは、周りの人に積極的に声をかけてコミュニケーションを図る必要がある、と学びました。

さて、次は「自我分析をしてみよう」
講師は職員総合教育研修室の柳田一男室長です。
いくつかの設問に答えて棒グラフを作り、「なりたい自分」と「今の自分」はどのくらい離れているか、近づけるためにはどうするかを知っていきましょう。
理想と現実の差 どのくらい離れているか光にすかして確認していますね。
入職して3か月たち、仕事にも慣れてきた頃だと思います。「なりたい自分」へは、あとどのくらいでしょう?自分の中に一つ、目標ができたような新入職員を見て、期待が膨らみました。

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